人生の選択

yuimama

2009年01月09日 16:55




うちの娘は中学の時の英語の先生がとても好きで、イコール英語もとても好きになり、
学年が上がるに連れて英語をしっかり勉強したいと思ってたみたいです。
でもパパっ子だった娘が中3の時に旦那、突然亡くなりました。
5月でしたが娘には大事な進路を決める年、その頃の私、正直、娘の事見えてなかったと思います。
今思えば私の方が娘に支えられ、なにやってたのかさえ思い出せません。
娘はパパが死んだ事でお金のかかる私立に行きたいとは言えずにいたみたいです。
受験した後になって初めて私は娘が行きたい学校の事知りました。
旦那が死んでなかったらもちろん私も公立高校にと思ってましたが、
人間いつ死ぬか分からない、しかも私は1人になって手に職があるわけでもない、
資格も持ってない、正直これからどうやって生きていけばいいのかわかりませんでした。
だからこそ娘には自分の好きなようにさせてあげたかったです。
公立高校にはまだ受かってもいないのに辞退届け出しに行きました。
そして発表の日、娘の仲の良かったお友達のお母さんに、なにも考えずに
「一緒に行けたらいいですね」って言ったら
「とんでもないうちは姉妹がいるから公立じゃないと困るんです」と凄いけんまくで言われました。
私なんてバカなんでしょうそんなつもりで言った訳じゃないのに・・・
自分も旦那死んでなかったらこんな風に思ってたのにってすごく反省しました。
で、そのお友達は公立に行ったのですが、いろいろ大変な事あったみたいです。
卒業の年に娘がそのお母さんにばったり会って言われたそうです
「〇〇ちゃん高校楽しかった?」
娘、満面の笑みで「はい楽しかったです」と答えたら
「うちの〇〇はねー私のせいであんなになって・・・」って涙ぐまれてたそうです。
もちろんお金は大変ですけど、娘が高校で頑張ってる時、私、寝ないで仕事してました。
若かったから出来た事ですけどね〜、いろんな考え方があると思いますが、
ちょっと頑張って子供の才能伸ばす事も大切なんじゃないかと、
娘にとってこの高校生活は一生の宝物になってると思います、
もし気が付いてやれなかったらと思うと私も後悔していたでしょう。